2008年02月29日

【うつ病】うつ病と現実、「逃げる」こと

うつ病は、辛いこと、苦しいこと、負の感情をそのまま直球で受けてしまいます。
また、いくら気にしないようにしても、ちょっとした些細なことで傷つき、引きずってしまうのもうつ病です。
だから、「逃げる」こと、これがうつ病には大きなキーワードとなります。
本当に辛い時、単純に、その辛いことから逃げてしまうのが一番の治療であると思います。

人から辛いことを言われた → しばらくその人との間に距離を作る
仕事に行くのが辛い → 休職を申し出る
家族と居るのが辛い → 一人の時間を作る

ですが、こういった例でも、現実を考えると難しいところがある場合が多いです。
単純に「逃げる」ことができない場合の私なりの対応方法を少し書いてみます。

人から辛いことを言われて落ち込んでしまったら、その人としばらく距離を置く方がいいと思います。
一度辛い言葉を投げられると、ほんの些細なことでも辛いことを言われているように感じてしまうことが多いと思います。
家族や上司など、どうしても関与せざるを得ない相手の場合は、意識して事務的に対処するなども一つの手です。
その人に深入りする期間を減らすのです。
辛い言葉を引きずり、次何を言われるか不安になる、それが症状です。
対応のとりかたを工夫して「うまくかわす」ことが大事だと思います。
いずれ回復してきたら、自然と上手な付き合い方ができるはずです。
それまでは、辛いことから「逃げる」ということを治療と考えて対応していくのがいいと思います。

仕事に行くのが辛い、過労で頑張ることに疲れてしまった、など、できれば医師の診断の元、休職をとるのが一番であるとは思います。
ですが、責任の重い仕事をまかされていたり、経済的に仕事を休むわけにはいかなかったり、といった事情もある方も多いと思います。
うつ病と闘いながら仕事をせざるを得ない方も多いのが現状です。
その場合には、プレッシャー、ストレスの元となることを「うまくかわす」ことで症状の緩和ができれば、と思います。
うつ病にかかりやすい人は、「責任感が強い」「一人で抱え込もうとする」「無理をしてしまう」「断れない」などが挙げられます。
例えば、仕事を引き受ける時にも「できます」とはっきり言わないことが大切かもしれません。
素直に「できます」「分かりました」と言ってしまうと、頼んだ方は責任を全て、頼まれた人に投げることになります。
そこで、「慣れてないので時間かかるかもしれませんが、やってみます」「今、他の件を頼まれているので、余裕があれば見ておきます」
こういったように、「一人で抱え込まないで済むような雰囲気」を作っておくことで、多少、責任感は薄れると思います。
また、いつでも仕事を引き継げるように日ごろから準備をしておくこともいいかもしれません。
もし、どうしても仕事をすることが無理になった場合、自分の仕事をためこんだままで倒れてしまえば、それだけ罪悪感が大きくなっていきます。
自宅で療養していても、仕事の引継ぎの電話が頻繁にかかってきて、休めるような状態になれない、どんどん悪化してしまう場合もあります。
また、引継ぎの準備をしておくことで、もし何かあっても大丈夫だ、という多少の安心を得られると思います。

家族と居ることが辛くてうつ病になってしまうケースも多く見られます。
過去のトラウマや、モラルハラスメントなどでうつ病に陥ってしまう方も多いです。
ですが、同じ家に住んでいる以上、必然的に一緒に居ることになります。
ここで一番大事なのは、「一人の時間を作る」ことであると思います。
原理としては、「辛い空間から逃れる」という意味合いになります。
一人の空間を作ることは、療養の大事な時間となると思います。
どうしても家で一人の空間を作れない場合、外出してネットカフェや図書館などでしばらく過ごすのもいいかもしれません。
外出は辛いかもしれませんが、一人の空間を作る、という治療には効果として大きいと思います。

いくつか例を挙げてみましたが、これらはあくまで理想論です。
実際にはこのような対処も無理な状況の方も多いと思います。
あくまで方法の参考として読んでもらえれば幸いです。
ですが、やはり、辛いことから「逃げる」ということがうつ病の一番の治療であると考えています。
自分なりの「うまくかわす」方法を探すことが、回復に繋がると思います。

 

この記事へのコメント
逃げることその難しさと大切さを本当に身にしみて感じています。

それがうまくできないから、できなかったからこの病気になったといっても過言ではないくらい。うまくかわすという意味での逃げるは大切なんだなって感じています。

私は今までずっと逃げれなかった。家から仕事から、何からも逃げることができずに潰れてきた。。。仕事もいけていない。。毎日休んで、先輩からは「今日も休みですか?お大事に・・・・」とメールがくる始末。自分の心、体が壊れる前にうまく逃げなければって思います。
Posted by めいりん at 2008年03月01日 22:42
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。
この記事へのTrackBack URL
http://radilog.jp/tb/261175
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。

抗うつ薬服用時の注意
Excerpt: うつ病の治療に用いる抗うつ薬は服用し始めても効果はすぐには現れません。これはうつ病の改善は即効性があるものではないことを理解していれば心配することではありません。一般的には抗うつ薬の服用をはじめてから
Weblog: うつ病患者のブログ【うつ病治療】@TETSU
Tracked: 2008-03-05 11:43

うつ病の分類の仕方
Excerpt: 一言でうつ病といっても、色々なタイプに分類されます。分類の方法としては、うつ病の原因で分類する方法と、うつ病の症状で分類する方法がありますが臨床的にうつ病の研究をするのであれば、症状で分類する方法が適
Weblog: うつ病患者のブログ【うつ病治療】@TETSU
Tracked: 2008-03-05 12:15

うつ病の疑いがあるときには
Excerpt: ちょっとした気の沈みや落ち込むことは日常生活のなかでもよくあることです。しかしこれらの症状が2週間以上継続している場合にはうつ病の可能性が高いです。そのような場合はうつ病の専門医に相談してみることをお
Weblog: うつ病患者のブログ【うつ病治療】@TETSU
Tracked: 2008-03-05 13:11

うつ病の治療のポイント
Excerpt: うつ病を治すためには、心身ともに休養をとること、そして薬による治療が基本になります。うつ病の原因はストレスなどによることが多いので、まずゆっくりと十分な休養を取ることが大切です。以下『うつ病の治療のポ
Weblog: うつ病患者のブログ【うつ病治療】@TETSU
Tracked: 2008-03-05 13:37

うつ病の本について
Excerpt: お勧めしたいうつ病の本は、うつ病のしくみや原因を解説した本よりも、うつ病を体験した著者によって書かれたうつ病を克服した体験談などです。これらの本は解説本とは違ってうつ病で悩んでいる方の励みになり支えや
Weblog: うつ病患者のブログ【うつ病治療】@TETSU
Tracked: 2008-03-05 14:02

うつ病とは
Excerpt: うつ病は従来「精神的な病」と言われていたのですが、最近では研究が進み「脳の病」であるという考え方をされるようになり、薬物療法がうつ病治療の主流になってきているのだそうです。以下『うつ病とは』http:
Weblog: うつ病患者のブログ【うつ病治療】@TETSU
Tracked: 2008-03-05 14:31

うつ病治療の経過
Excerpt: うつ病の症状は治療によって比較的短期間で回復することが多いのですが、うつ病の症例のうち半年程度の治療期間で回復するのは6割??7割程度といわれているのだそうです。以下『うつ病治療の経過』http://
Weblog: うつ病患者のブログ【うつ病治療】@TETSU
Tracked: 2008-03-05 14:56

うつ病って本当に治るの?
Excerpt: うつ病を治すにはまずは休息が必要です。一日中だらだら過ごしても構わないのです。だらだら過ごすと自分てなんて情けないんだろう、と思う時もありますがそれでいいんです。あとは、心療内科から処方された薬を飲ん
Weblog: うつ病患者のブログ【うつ病治療】@TETSU
Tracked: 2008-03-05 15:40

うつ病医療の問題点
Excerpt: 日本が他の先進国に比べうつ病治療が劣っているとの事。医者側の問題点、患者側の問題点と両方にある。医者はまず適切な治療を心がけなければならないし、患者も医者の言う事をちゃんと聞かないといけない。ただ医者
Weblog: うつ病患者のブログ【うつ病治療】@TETSU
Tracked: 2008-03-05 16:03

うつ病がよくなってきた
Excerpt: うつ病がよくなって来ると悪かった時の事を忘れてしまいそうになります。所詮人間の身体はそういう作りになっているのでしょう。だけど、心の奥の底には忘れていない何かがあるような気がします。一歩成長したんだと
Weblog: うつ病患者のブログ【うつ病治療】@TETSU
Tracked: 2008-03-05 16:35

うつ病にかかる割合
Excerpt: うつ病にかかる割合が女性の方が多いのですね。生理や出産、女性特有の性格等が影響しているのでしょうか。現代においては軽度によるうつ病が圧倒的に多いでしょう。それに気が付いてないで生活している人が多い気が
Weblog: うつ病患者のブログ【うつ病治療】@TETSU
Tracked: 2008-03-05 16:59

うつ病は適切な治療が必要
Excerpt: うつ病の認識が周囲の人にないと誤解を招く恐れがありますね。重度のうつ病なら病気だ、とすぐにわかるでしょうけど、軽度だとただのなまけものと見られると思います。現代病の1つと言って良い程広まっている病気な
Weblog: うつ病患者のブログ【うつ病治療】@TETSU
Tracked: 2008-03-05 17:38

バンドやっていくのも難しい
Excerpt: バンドやっていくのも難しいですね。方向性の違いとかありますからね。それが原因でカニバリズムのVocalさんが極度のうつ病で入院なんでしょうね。以下うつ病http://ameblo.jp/na-si
Weblog: うつ病患者のブログ【うつ病治療】@TETSU
Tracked: 2008-03-05 18:37

うつ病で休んでも公務員は有給?
Excerpt: うつ病で休んでも公務員は有給なんですか?民間は社会保険に1年以上加入していれば1年半の間だけ給料の6割がもらえます。その名を傷病手当と呼びます。でもうちは6割だけだと生活がつらいです。もらえてるだけで
Weblog: うつ病患者のブログ【うつ病治療】@TETSU
Tracked: 2008-03-05 19:00

躁うつ病
Excerpt: 躁うつ病の治療は難しいでしょうね。両極端に症状が分かれますから。慎重に医者を選んだ方が良いと思います。以下躁うつ病とはhttp://utsu-mentalhealth.livedoor.biz/arc
Weblog: うつ病患者のブログ【うつ病治療】@TETSU
Tracked: 2008-03-05 19:25

うつ病になりそうな時
Excerpt: 色々な悩みがあってうつ病になりそうであれば心療内科を受けるか、カウンセラーと話してみるのが一番だと思います。又、疲労が溜まっているようであれば休息が必要になりますね。以下うつ病http://cryst
Weblog: うつ病患者のブログ【うつ病治療】@TETSU
Tracked: 2008-03-05 20:06

うつ病は現代病の1つ
Excerpt: うつ病は現代病の1つだと言えますね。僕は医者に日光浴をする為に散歩に出るように言われています。うつ病が少しずつ回復に向かっている状態ですね。以下うつ病のまとめhttp://rossee.jugem.j
Weblog: うつ病患者のブログ【うつ病治療】@TETSU
Tracked: 2008-03-05 21:05

仕事でいっぱいいっぱいになってもすぐ結論を出さない
Excerpt: 【うつ病を克服し、ストレスフリーな生活を手に入れる方法】仕事でいっぱいいっぱいになる状態に陥るひとがいます。私もそうでした。しかし、仕事が大変で、自分の肉体的にはもちろん精神的に潰れてしまうと、完治が
Weblog: うつ病 休職 お助け
Tracked: 2008-03-11 23:15